2018年4月8日日曜日

スズキ本社東側通用門前で恒例の宣伝

4月3日、スズキ本社東側通用門前で恒例の宣伝をしました。

 新年度が始まり、入門する社員の中に新入社員の姿が目立ちました。新入社員の方々がスズキで長く働き続けられる職場づくりを多くの社員と力を合わせていきたいと思います。

 春闘(総合生活改善闘争)の会社回答は、賃金改善2400円、一時金6か月(満額)でした。スズキの回答額はこの間低位の水準でしたが今年の回答は、「スズキは賃金が低い、何とかして!」「残業がないとまともな生活ができない」など社員の声を反映、組合は人への投資に理解を示した「誠意ある回答」と受けとめる内容でした。

 ただ、賃金改善の内容には疑問の声があります。それは”基本的給与の上限を超える昇給の実施”、”子育て支援手当の対象年齢拡大”など現在の制度そのものがもっている制度上の問題や矛盾を解決するための源資としてベースアップ(賃金改善)分の内容に含まれてしまっているからです。賃金改善2400円は額面であって実質は2400円以下になってしまうことです。

 今後、賃金改善(ベースアップ)と手当の改善は分けて要求し分けて回答が求められます。また要求の強い「まっすぐ来れるわけがない」という道理に合わない通勤手当の改善も必要です。

 政治の問題では森友文書改ざん、厚労省のデータねつ造、自衛隊の日報隠ぺい・改ざん、文部科学省による教育への不当介入など・・・底なし沼のように行政への信頼が損なわれています。

 安倍政権による国政の私物化と憲法を破壊する政治を変えるために市民と野党の共闘で安倍首相の退陣・内閣総辞職をさせましょう。

 宣伝には南区の嶋田夫妻も一緒に訴えました。