2018年5月17日木曜日

スズキ本社東側通用門前で恒例の宣伝

スズキは今年3月期決算で史上最高の売上額、営業利益・純利益は3年連続過去最高を更新し、売上高営業利益率は10%で自動車メーカートップクラスとなりました。ちなみにトヨタは8.2%、スバルは11.1%です。

スズキの社員は会社の好決算を素直に喜べない複雑な状況があります。利益は企業の内部留保や投資にまわり、株主には配当(昨年の年44円/株から今年は予想含み74円/株と配当は急増)が1.7倍に増配されるけれども社員への配分はわずかしかないことです。


それは有価証券報告書(昨年3月末)から計算される平均年収はスズキは自動車メーカー中最下位だからです。平均年収は社員の総収入(毎月の賃金・ボーナス・手当・残業代など全て)です。

スズキの利益率の高さは日本の社員の賃金プラス手当の低さと、インドにおける低賃金労働者(非正規社員が70%を占める異常さ)に起因しています。

スズキの好業績を経営者と株主そして働く社員(労働者)が一緒に喜べる会社になってほしいものです。そのためには労働組合が本来の役割をしっかり認識して経営者と対等に話し合いこの異常さを変えていく話し合い交渉が求められます。このことが会社の発展に本当に必要な「チームワーク」が育っていくことになります。

 宣伝では、18年入社式の鈴木修会長のあいさつに関する問題提起や国政に関した改ざん・隠ぺい・ねつ造などが行われる政治を改め、市民と野党が協力してウソのない正直な政治、当たり前の政治を作ろう!、ということも一緒に訴えました。

宣伝には平賀たかしげ県議会議員も参加しました。



 





 
 


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