2019年10月13日日曜日

3月期決算予想減収減益

スズキが10月10日、2020年3月期の連結決算予想を発表しました。期初に発表した増収増益の予想から一転して減収減益の発表となりました。

   売上額   前期比 9.6%減  3兆5000億円
   営業利益  前期比38.3%減     2000億円
   純利益   前期比21.7%減        1400億円

発表では、「主力のインドと国内で4輪車四輪車の販売が振るわず一転して減収減益の見通し」
です。

国内販売は、完成検査不正から「まともな検査=決められたとおりの検査」を実施するため生産速度が落ちたために生産台数が減少して受注台数に対応できず販売台数が減少したと説明。これはまともな状況に戻ったことで「今までが異常であった」ということです。

インドは総選挙の結果、モディ政権が政権を維持2期目をスタートさせました。しかし外資や大資本には手厚い政策をとるも、農業の危機や失業、教育や医療など社会的な弱者へは冷たい。新排ガス規制や金融引き締めの影響が自動車などの販売に大きなブレーキとなっている模様。
従来のような右肩上がりの販売増加は難しい状況が予想されます。

今後は、国内でも海外でも自動車など品物の販売が続いていくためには、自動車を買うお客さんが購買力を高め、購入し利用することによって個人(国民)の生活の発展と社会の発展が実感できるようになることが大事になっていくのではないでしょうか。

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