2020年3月12日木曜日

2020春闘回答について

2020年春闘(総合生活改善の取り組み)、労組の要求に対するスズキの回答された。

    労組要求                 回   答 
  定期昇給+3000円         定期昇給+1300円
  年間一時金 5.8ヶ月        年間一時金 5.5ヶ月+α(3万円相当)
     (夏2.9ヶ月、冬2.9ヶ月)    (夏2.75ヶ月+α/2、冬2.75ヶ月+α/2)
    
 労組は、「賃金は、”人への投資”につながり、一時金は、先行き不透明ななか年間
一括回答であり、組合の趣旨に沿った回答」として妥結提案をしました。

社員の声は、「回答に納得する職場の仲間は一人もいなかった」、「賃金も一時金
もビックリ、納得できない」、「いつも先行き不透明、先行きわかる人などいない結
局人への投資などする気はないのでは」、「創立100年、社員の努力・協力があって
乗り越えてきた、回答には失望した」、「社員の気持ちに配慮できないトップ、法令
違反に反省ないトップは辞めるべき」、など・・・驚きと怒りの声があがっています。

長年の労使交渉で会社は、状況が良いときは「先行き不安」、悪いときは「悪くて出
せない」式の回答が通用しなくなっています。

スズキのこれからの100年むけて「お客さんの立場に立った価値ある製品作り」と
いうメーカーの発展を真剣に考えたスズキの社員への対応が求められています。

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