未払い賃金は、昨年6月から今年2月の期間で約500人に約1千万円で既に支払済。
3月に相良工場の期間社員が島田労働基準監督署に労働基準法違反の是正申告をおこい、労基署が4月に工場を調査し是正指導をした。
未払い賃金は労働者が労基法違反として労基署に申告して是正が図られたものですが、スズキの体質問題として次のような根本問題があると考えます。
1) 昨年6月といえばスズキは燃費不正問題で全社で法令順守の徹底を図っていた時期
2) 労働者は申告前に上司に是正を申し入れていましたが会社は応じなかった
3) 約500人に約1千万円の未払い金額は未払いの実態のほんの1部分である上、未払い分
は過去2年間さかのぼって支払う必要がある
4) スズキは過去に何回も労基署の立ち入り調査指導をうけるも、法違反(サービス残業)が
繰り返されている
未払い賃金、いわゆるサービス残業は企業犯罪である。企業は儲けを上げるために常に賃金を低く抑え、働いた分も少なくしようとして企業間競争に勝ち抜こうします。
ただそのような会社のやり方に対抗して労働者の利益を守り向上させるため労働組合があり、個人ではなく組織として会社と交渉して利益を守るのが労働組合です。
サービス残業は声をあげれば是正できます。実態をぜひお寄せください。
スズキが法令順守して、従業員・家族・関連企業そして地域社会から信頼される企業になってほしいと願っています。
写真は24日、静岡朝日テレビが放映した画面の写真です。
0 件のコメント:
コメントを投稿