2017年8月19日土曜日

スズキ、相良工場の公開

 スズキの国内四輪生産拠点は稼働開始順で磐田工場、湖西工場、相良工場があります。相良工場は一番新しい工場、磐田・湖西は軽四輪車ですが相良工場は小型車の生産をしています。

 スズキは昨年小型車の国内販売台数が10万台を突破、念願の販売目標を達成、輸出も好調で他の工場からの応援や非正規社員も雇用し、昨年6月から二交代制勤務になっています。

 8月初め、相良工場を報道関係者に公開したと報道されました。新しい工場は、以前から稼働している工場の経験が生かされて稼働していると考えるのが自然ですが、相良工場はを生かされていなかったことが、7月下旬、不払い賃金があったとスズキが発表しました。

 工場の公開はいいことですが、そこで働く従業員に対して最低でも労働基準法など法令にそって、体操や朝礼などの始業前の準備作業、終業後の引継ぎや後処理作業は勤務時間として賃金の支払をすることは企業としての最小限の社会的責任ではないでしょうか。 

 写真は相良工場の公開を報道する中日新聞の記事です。



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